週刊少年誌とインフレ
こんにちは、松島です。
先日、帰宅途中に電話が掛かってきて、愚息から「今週発売の週刊少年誌を買ってきて欲しい」と頼まれました。
私も小学校4年生の時から高校生の頃まで購読していましたが、当時の価格は180円から200円でした。
1,000円払えば5冊購入しても、お釣りがもらえる計算です。
頼まれた雑誌をレジに持っていくと260円請求されました。
先ほどと同じ額面の1,000円を支払っても4冊買えない計算です。
物の値段が上がり、お金の価値が下がるインフレーション。
緩やかに上がっている事も実感出来ました。
ハイパーインフレは別ですが、緩やかに上がるインフレは後で気付きます。
インフレ対策を怠ると、額面は変わらずとも、資産の価値は減少します。
例えで考えると「ゆでガエル理論」にも似ている気がします。
「ゆでガエル理論」とは、ゆっくりと進行する危機や環境変化に対応することの大切さ、難しさを戒めるたとえ話の一種で、おもに企業経営やビジネスの文脈でよく用いられます。
カエルを熱湯の中に入れると驚いて飛び出しますが、常温の水に入れて徐々に熱すると、カエルはその温度変化に慣れていき、熱湯になった時には、跳躍する力を失って飛び上がる事が出来なくなり、茹で上がるという話です。
理論といっても、実際は作り話で科学的にも誤りであることがわかっていますが、経営者や経営学者、経営コンサルタントなどによってまことしやかに語られてきたため、すでに一つの教訓として定着しているようです。
そして余談ですが、学生時代から緩やかに増え続けた体重を今になって後悔しています…笑
今年こそ、お腹周りは脱インフレです!笑
身体は運動で取り戻せますが、資産価値の減少を取り返すには、時間と労力を要します。
松島の苦い経験を糧にして、しっかりと対策を行っておく必要性を身をもってお伝えします!笑