72の法則

こんにちは、松島です。
本日は、資産運用において大切な法則について書きたいと思います。

「72の法則」
金融機関にお勤めの方や、投資経験のある方ならご存知の方も多いかと思います。
お金が2倍になる期間が簡単にわかる便利な算式です。
「72÷金利≒お金が2倍になる期間」

例えば、A銀行で普通預金金利0.1%の金融商品があるとします。
上記の計算式を当てはめると
「72÷0.1%=720年」
100万円預けたお金が200万円になるまで720年掛かるという計算です。
なかなか生き続ける事は難しいと思います！笑

日本銀行は、物価安定の目標を達成する為に2%の物価の上昇を目指しています。
実際に2%の数字には、現段階で達していませんが、同じように上記の計算式に当てはめると
「72÷2%=36年」
100万円の物価が36年後に200万円になってしまうという計算です。
反対に考えると、36年で資産の価値が半減してしまうという事になります。
36年という年数であれば、現実的な数字として捉えられると思います。

ちなみに、元本が3倍になる、もしくは元本が3分の1になる計算は72の数字を115に変更すれば計算出来ます。

短期的なお金を管理するには、元本を割れない金融商品で運用しておく事が重要になりますが、長期的な資産を形成する場合は、物の価値が上がるインフレリスクをする事が大切になります。いずれの金融商品もリスクを理解して選択する事が重要です。

―後記―
急性鼻炎が発症して、午後の予定を変更してブログを更新しました。
市販の薬を服用して事務所でグッタリしています…
早く症状が改善して復帰できると良いのですが、この時期は辛いですね…