2018.12.21
教養
株に下落に関して思うこと
こんにちは、中宇地です。
先月頃から株価が大きく変動しています。
大きく下がる日もあり、不安だという連絡も受けます。
その一方で、絶好の買い時なのではという相談もあります。
結論から申し上げますと、投資信託を活用して短期的な資産運用を行う事は、適しているとは言えません。短期的な価格のブレは、長期的視点からは一通過点にすぎないのです。
NISAの導入を機に、保有期間は少しずつ長くなってきているのですが、米国では投資信託の平均保有期間は4.6年に対して、日本では2.6年と、約1.7倍もの差があります。(2016年調べ)
本来は、運用期間を長くとり、資産価格の変動を長期的な視点で捉える事で、短期的な価格のブレによる運用資産への影響がならされ、安定的なリターンを期待できる可能性が高まります。
また、長い期間にわたって資産運用を続けていると、投資期間中に発生する利子や配当などを再投資することができるため、複利効果を得る可能性が高まります。
『投資の神様』と呼ばれるウォーレンバフェットの名言があります。
「株を買ったら、無人島へ行け。」
です。
要は、時間を味方につけてじっくり腰を据えて運用することが、利益をもたらす有効な方法であるということです。