2023.03.20
教養
報道と経験から感じる事
こんにちは、古田です。
シリコンバレー銀行の破綻から数日が経ちました。
それに伴って、連日の報道で他行の動向や金融市場の混乱に困惑される方もいらっしゃるのではないでしょうか?
金融機関の破綻で思い起こされるのは、リーマンブラザーズの破綻です。
当時、私は小学生だったので報道に関して全く関心がなかった事、その頃から資産運用を行っていた家族は結果的に大きな利益を得ていました。
この事から、長期的な資産運用を行う場合、小学生だったので情報が理解出来なかった事もありますが、報道に対して過敏に反応しない事と短期的な視点で相場に対する判断をしない事が重要だと気付けます。
社会人になり資産運用の勉強を開始して、ウォーレン・バフェットについて学びました。
バフェットは、世界金融危機の2008年、資本不足に陥った金融機関に出資して莫大な利益をあげました。
氏は当時「2年間の混乱の中で、我々は多くの資金を投入してきた。投資家にとって理想的な時期であった。恐怖の風潮は投資家にとって最良の友だ。解説者が明るい話をするときだけに投資する人は、意味のない安心のために大きな代償を払うことになるだろう」
と述べています。
資産運用に対して税制優遇する制度が国策として行われていますが、同時に金融に関する知識を高めておかないと税金より高くついてしまうと感じます。