2018.10.11
教養
先進医療「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」
こんにちは、岸本です。
襷プランニングでは、お客様に有意義な情報を提供するべく様々な研修を行っています。
先日は、2017年秋に先進医療の多焦点眼内レンズ使用した白内障手術ができる医療機関として、鳥取県東部では初めて厚生労働省に認定された鳥取市の前嶋眼科さんにお伺いし、いろいろと勉強してきました!
従来の眼内レンズを使用した手術でも好みの距離にピントを合わせることは可能ですが、老眼に対応することが難しく、眼鏡での調整が必要です。一方、多焦点眼内レンズはレコード盤のように同心円状に遠近のレンズが交互に並んでおり、遠近の像が同時に眼に入ることで脳が見たいほうを選択するため、基本的には眼鏡を使わない生活ができるようになります。しかも、施術時間は通常の白内障手術とほとんど同じで6、7分くらいで終わるというから驚きです!
同院の八田先生によると「多焦点眼内レンズは近年さらに開発が進み、パソコンや中間距離のニーズに合わせたレンズも出てきており、患者さんの生活スタイルに合わせた選択ができるようになってきている」とのことです。
さて、気になる治療費ですが…。
多焦点眼内レンズは先進医療のため高額で、両眼で90万円程度が自己負担となります。
しかし、医療保険に先進医療特約を付けていれば治療費をカバーできるんです!
高齢化が進んで白内障になるリスクも上昇する中、治療の選択肢を増やす上でも将来に役立つ保険を選ぶことが大切ですね。
前回の陽子線治療(岡山県津山市)もそうでしたが、身近で先進医療が受けられる病院の紹介なども随時行っていきたいと思いますので、ぜひチェックしてくださいね!