転職して半年して仕事を通じて学んだこと
こんにちは、小坂です。
襷プランニングに入社して6ヶ月が経過しました。だいぶん仕事に慣れてきましたが、
日々触れる情報が新鮮で常に頭がパンクしそうになります。
その中で、3人のレンガ職人の話を耳にしました。
この話は、医療従事者の方が中学校で働き方について講師を務めた際に話した内容で有名な童話です。
以下、3人レンガ職人の話です。
ある旅人が町を歩いていると、1人の男が道の脇で難しそうな顔をしながらレンガを積んでいました。
旅人は、その男のそばに立ち止まってたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
すると、男はこう答えました。
「見ればわかるだろう。レンガ積みをしているのさ。毎日毎日、雨の日も強い風の日も、暑い日も寒い日も1日中レンガ積みだ。なんでオレはこんなことをしなければならないのか、まったくついてない」
旅人は、その男に「大変ですね」となぐさめの言葉を残して歩き続けました。
しばらく行くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。
しかし、その男は、先ほどの男ほどつらそうには見えませんでした。
そこで、また旅人はたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
すると、男はこう答えました。
「オレはね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これがオレの仕事でね」
旅人は「それは大変ですね」と、いたわりの言葉をかけました。
すると、意外な言葉が返ってきました。
「なんてことはないよ。この仕事でオレは家族を養ってるんだ。この仕事があるから家族全員が食べていけるのだから、大変だなんて言ったらバチが当たるよ」
旅人は、その男に励ましの言葉を残して歩き続けました。
さらにもう少し歩くと、別の男がいきいきと楽しそうにレンガを積んでいました。
旅人は興味深くたずねました。
「ここでいったい何をしているのですか?」
すると、男は目を輝かせてこう答えました。
「ああ、オレたちのことかい? オレたちは歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ」
旅人は「それは大変ですね」と、いたわりの言葉をかけました。すると男は、楽しそうにこう返してきました。
「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ! 素晴らしいだろう!」
旅人は、その男にお礼の言葉を残して、元気いっぱいに歩き始めました。
1人目のレンガ職人
「なんでオレはこんなことをしなければならないのか、まったくついてない」
↑やらされている
2人目のレンガ職人
「この仕事で家族を養っているんだ」
↑生活費を稼ぎたい
3人目のレンガ職人
「歴史に残る偉大な大聖堂をつくっているんだ」
↑世の中へ貢献したい
3人目のレンガ職人のようにありたいと転職したので、自分自身が何故この仕事をしているか、原点に立ち返る良い機会になりました。